夏休みの旅行

家らへんに巣食ってるスズメバチさん達をおいて旅行に出たよ。

 

天の川を見に行きたい。実は私天の川を見たことがな〜い!子供の頃天の川はファンタジーだと思ってた。高度成長期のスモッグ吸ってた神奈川県人だからそんなもんかもと思うのですが、息子が高校生の頃ウィスコンシン州の超ど田舎(牛しかいない)に留学してたとき、驚いてメールしてきた。「天の川って本当にあるんだね〜!ビックリした」って。そうか、息子も見ていないんだ。北鎌倉も結構都会なんだ、空気も良くないかも知らんが明るすぎなんですね。そんなわけで、いつか天の川をハッキリ見たいと思っていたのです。最近阿智村ってのが、星空で有名、調べてみたら、すごい人気で予約のチケット必須。リフトで高い山へ登って、そこに星空観察用のカフェやら、星空グッズのお店やら、ギャラリーとかもあって、星空ショーをしてくれるらしい。ショーが始まると周りの電灯が一斉に消えて、空の無数の星が浮き上がって見えるらしいのよ。そこで「おお〜〜っ」となるらしいのよ〜。星のお兄さんみたいな人が、レーザーペンみたいなもので色々説明してくれるから、夏休みは混んで大変だろうな。うちの場合、折角の星のお兄さんの説明も夫には日本語リスニング教室みたいになっちゃいそうだし。万一マイクを握って離さない系の星のお兄さんに当たっちゃったら何気にがっかりだし。結局阿智村はやめて、テキトーに前日でも予約でき、テキトーに良いスポットに車で連れてってくれるという志賀高原のスキー宿にしたのです。

 

で、頑張って高速や山道を走って走って、楽しみにしてた夜が来て、さあ!と空を見たら、昼間はきれいに晴れているくせに曇ってくるのだ.。宿の人は山の天気は気まぐれだから1時間も待てばさ〜っと晴れることもある、と。山の常識すごいな….。しかし2泊とも、ちょいちょい空を見ながら待ったけど、全然晴れなかったです。星は気まぐれ、またどこか出かけて偶然見られることを祈るよ….。

 

でも、たった2日間でも、山の色々楽しめました。地球って本当にきれいですね。ドキドキしながら白根山の地獄のような山肌を見ながらドライブしたし、猿や蛇や蛍も見たし、虫も色々…..トンボとか。あ、横手山の頂上に着いたら、肩のところがモゾモゾしてチクっと来たのだった。ちょうど蜂恐怖症になっていたから、「キャ〜っ、蜂だ!!!!」と、老いも若きも和んでいるその面前で、コットンのセーター、シャツ、Tシャツと次々脱ぎまくってしまった。とうとう最後のタンクトップの肩の下にそれはいただよ。なんのことはない、ただのカミキリムシでした。でも4センチくらいはあったけど、泣。リフトのおじいちゃん達がババアのストリップに大笑いしてた。カミキリムシも一応噛むんですよね。子供の頃庭にいちじくの木があって、よく手軽に採集して噛まれてたな。毒はないからチクっとするだけなんだけど。……蜂恐怖症って恐ろしい。本来カミキリムシ程度には全然ビクつかない虫好きなんだよ、信じてね。

 

で、旅に出ると太るね。帰って、2キロオーバーしてた。宿泊施設って、夜なんか盛り合わせ一皿とビールでいいのにな….。朝ごはんも、コーヒーとパン一個(でも美味しいのじゃなくちゃいけないw)でいいの。だったらよく歩くから痩せるはずなんだよ〜、そういうメニュー気軽に出てきて、古くさい時間止まったようなとこに延々ゴロゴロ連泊したい自分です。

 

 

本当に良い景色、by 山のおばあちゃん少女

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| 旅行したいな | 10:49 | comments(0) | trackbacks(0)
スズメバチ問題

ひと月前くらいから私の仕事机の窓にスズメバチがコツンコツンと衝突して来るようになって、気になっていたのです。常時1匹か2匹は飛び回っていて、巣があるのかとしつこく探してみたけど見つからない。エアコン室外機の隙間とか、換気扇フードとか、ドキドキしながらもちゃんと見たよ、でもなにもな〜い。そうしている間にも、軒先を常に飛んでいるから、ある日洗濯物を干している間、(これも怖いから窓の隙間を少なくして慎重に干していたんだけど)ズズズっと音を出して頭越しに部屋に入ってきた。ネットに出ている注意事項、「ハチに顔を向けながら静かに退散、窓を開け、カーテンを半分閉めて部屋を暗くして部屋の外に出て待つ」一つも守れませんでした...泣。悲鳴、バタバタ、挙句にドアをバーン、完全にパニック。冷静になってからなんとかハチスプレーで落とせたんだけど....。死んだ奴を見たら、やはりキイロスズメバチ、乾燥して丸まってるけど、これが飛んでるところっと大きくて存在感あるのです。

 

困ってツイッターでハチ問題を2〜3行書いたらイラストレーターのほししんいちさんが偽蜂の巣を発泡スチロールで作って下げておくというアイデア伝授してくれた。蜂は偽の巣を見て、じゃ他当たってみよう!となるらしいのです。特にアシナガバチにはよく効くらしい。とりあえず、簡単にクラフト紙で作ったものを素早く物干しに下げて静観(生還とも言いたいよ〜、涙)下げたら、しばらくは逆に数が多くなって来た感じ。しかし数日後にはまた少なくなって来たかな?....かな?いや、そうでもないな….。いったいどこに巣があるのかしら???どうも偽の巣を設置した時期が遅すぎたようで、ちっ、見ると悠々と偽巣の上も飛び回ってるのよね….。

 

しょうがないから市役所に電話してハチ業者を紹介してもらい、二週間待って、やっと一週間前に来てもらったのです。鎌倉市はスズメバチ退治には補助が出るって、わーい!いつもはケチな鎌倉市が、ちょっと感謝w。その間洗濯物を干すたびにドキドキ、もちろんその二週間の間に3度もハチが部屋に入って来たし、外でも気がつくと頭の上にズ〜っって低空飛行しているハチがいるんです。そしてとうとう当日、なぜかはわからないけど、蜂はその前日に限ってへんに静かになってしまったのよね。。。。。

 

蜂退治の当日、2名の屈強お若い男性が来てくれた。久々によく晴れた日だったのに、その日、やっぱり!全然ハチが来ないのよ〜。普段は常に2匹くらい窓に当たってくるのに、その日に限って、その日に限って!全然きてくれないのです。なんだか、ヒステリーの婆さんみたいに見えて、悲しくなってしまいました。結局巣はうちにはないんだって。巣があったらもう晴れた日の朝なんてブンブン来てて大変だということ、その上、一応スプレーもしてくれたんだけど、スプレーするだけで大群で襲って来るのが普通らしい。もう少し良く見てくれないかと何度もおすがりして頼むも、忙しいらしくて、割とすぐに帰ってしまった。

 

まあ、巣がないんだし、あっても遠いはずだし、いいかぁ、洗濯物干しても、と、初めて窓を全開にしてのびのび干そうとした瞬間、今までどこに隠れていたんだよぉ〜!!!頭上に2匹でかいのが….、そして部屋にも入って来たよ。いつものようにパニックになりつつも、1匹はうまく逃して、もう1匹は仕留めました。どういうことなのか、全然わからない。ズズズっていう音、私の妄想じゃない!いつもうっすら聞こえてるし…..なんか昔の楳図かずおのおばけ漫画みたいだよ〜。

 

まだまだ(つづく)って感じだよ。

 

恐怖にかられて怖い蜂のお姉さんの絵を描いてみた、いまここ.....。

 

queen_bee

 

 

| 日々のネタ | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0)
夏休み、虫好き、全員集合ダヨ〜っ!

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先日イラストレーターの那須慶子さんに誘ってもらって「虫展」デザインのお手本 に行った。内覧会だったので、虫もすごかったが来ているお客さんも派手で、どちらも鑑賞、うふふ。「デザインのお手本」というだけに、昆虫のありとあらゆる部位からデザインのヒントをもらえるみたい。ロボットをデザインしている人などは昆虫をよくよく観察しているのだろう。足とか、触覚、羽とか、目とか、どこもかしこも巧くできているものね。映画で、ヒーローが巨大昆虫と戦ってやっつける場面、本物の昆虫だったらすごい瞬発力、スピード、巧みな動き、人間なんて、同じサイズだったら、瞬殺だよねぇ。展示の入り口付近に憧れの昆虫たちの標本が大きな展示ボックスに大集合、これがまた飽きないんですよ。夏休み企画ということなのか、昆虫博士的なお兄さんがあちこちに待機していてなんでも説明してくれるみたい。標本の係りの博士さん、一日話を聞いていたいくらい。

 

昆虫標本

 

小坊の頃、牧野の図鑑をただただ眺めているだけで幸せだったのを思い出した。牧野の図鑑は、昆虫でも種によって違う本で、セミカメムシの仲間、蝶、甲虫とか分かれていた。ボルネオとかのゴージャスな昆虫が素晴らしいイラストレーションで描かれていて、一つ一つ見るだけで、それだけで!超充実な夏休みなんだよね。「ボルネオ」ってつくづく行きたかったものだ。そして、蝶やらセミやらだけじゃなく神秘的なカビとか、菌とかきのこの本もあったなぁ。

 

展示に戻ると、暗くしたひと部屋にはテカテカに綺麗な甲虫たちの映像があって、お〜、カラフルな甲虫たちに混じって私が大好きだった「シーツノゼミ」が登場。あれが好きな人、やっぱりいたんだな。同志を見つけた気分ですよ。これは色もサイズも地味ではあるが、横から見て大きな「C」型のツノを持ったセミ、名前も可愛いでしょ。

 

美しい甲虫

(残念ながらシーツノゼミは撮り損ねました、涙)

 

あんなに舐めるように図鑑を見て憧れていた自分も、結構名前など忘れていることに今回気づいた。その上、思い出は、もしかして自分のファンタジーだったりして…もはやそこんとこもよーわからん。歳とともにだんだんボロボロ、砂のように落ちて行くのかな。寂しいような、余計に愛おしいような…。

 

会場にこの展示の企画監修の養老孟司先生も来ていらっしゃった。これもまた懐かしすぎなんだけど、子供自分養老先生のお母様が地元のお医者さんで年中お世話になっていましたよ。当時は大塚先生ってお名前だったから、なんで急に大人たちが養老先生って呼ぶようになったのか、きつねにつままれたみたいだった。祖母によると先生は、その昔人力車で往診していらした時があって、そりゃあお綺麗で有名だったんだって、そういえば、髪を真ん中分けのお団子にした色白の優しい感じの人だったなあ。もう一人地元の「せーがん先生」この方は話す前から注射打ってくるみたいな怖い先生、親が「おおつかせんせー」に行くと言うと、ホ〜ッと胸をなでおろしたものです。

 

なぁんてことをこの展示を見たら次々に、芋づるのように思い出しちゃった。子供の頃の記憶って、本当に不思議。いろんな色や匂いや音と一緒に、まだまだ結構残っているようでした。

 

虫展

 

コウロギ食

(あ、そういえば、コーロギも食べたんだっけ、調味料の味が勝っていて、普通に食べられました。

 

 

21_21 DESIGN SIGHT 企画展

虫展 デザインのお手本

 

21_21(東京ミッドタウン・ガーデン内)

2019年7月19日(金)ー11月4日(月・祝)

10:00〜19:00(入場は18:30まで)

休館日:火曜日

 

| 文化〜っ! | 09:27 | comments(0) | trackbacks(0)
ずいぶん前だけど映画「VICE」観た

ジョージ・W・ブッシュの副大統領だったディック・チェイニーの人生と政治的影響を描いた映画なんです。まず最初に言いたいのが、事実はもっとひどいはず。登場者がほとんど存命だし、マイケル・ムーア監督風コメディタッチにしてお茶を濁した感じ。でも、よく作った!と言っていいのかも。ハリウッドの反トランプの力が結集しているのね、きっと。

 

 

映画の最初のあたり、国民を薄給で忙しく働かせれば政治に関心がなくなる。余暇の時間がどんどん少なくなれば、人は政治に文句をつけるのではなくて、簡単なエンターテイメントに走るはずという計画。これ、今の日本そのまんま!実はこの状態って長年にわたり巧妙に仕向けられたものだったのかもしれません。

 

薄給じゃないと社会が回らないみたいに信じ込まされている私たち。ほんとなのかな???パート掛け持ち、ブラック企業で働く人は大勢いるわけだけど、実は機械やPCやAIに仕事分担させているんだから、本当は少ない時間働いても裕福な生活ができるはずなんじゃないの?世の中には色々な陰謀論があるけど、この部分、実際の陰謀と認定したくなりましたよ。

 

ディック・チェイニーは本来怠惰な飲んだくれ、ところが成績優秀だが、女性として社会的な成功を諦めた妻の差し金で政界の出世街道を登りつめたという筋書き。映画の中にマクベスっぽい台詞回しのところがあって、上手にエンタメしているなあという感じ。エイミー・アダムスがいつものように巧く演じていたが、こういう設定はイージー過ぎ、そんな簡単に「女」のせいにされてしまうのもなあ...。少なくともシェイクスピアの時代には戦地に横たわる死体の数は全然少なかったはずですよね。それに、ジョージwブッシュに関してはほとんどタッチしていないということも、ほぼ現役の政治を映画にすることの大変さを痛く感じました。

 

しかし、観てよかった映画、かも。特に、ちょっとでも政権に批判的なものは徹底的に叩く近頃の日本では、こういう映画もあるのか…とお勉強になる、ような気がしないわけでもありません。悔しいけど。

 

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70sのカレッジガール。こんな服装で、それこそ政治の話をガンガンやっていた60〜70年代の女の子、懐かしいなあ。

 

| 映画〜っ! | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0)
「ゲティ家の身代金」を観た

「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」つうこの映画、今これ以上旬なテーマはないでしょう。70年代、オイルショックの頃です。石油王ジャン・ポール・ゲティの孫がローマで誘拐される、ところが身代金1700万ドルを、この歴史上一番の大金持ちはどうしても払わないのだ。超豪邸に住み、世界の美術品を収集、その嫌らしいドケチさを舐めるようにつぶさに見せてくれるリドリースコット監督。そして、ゲッティをクリストファー・プラマーが、唯我独尊状態で演じて見せてくれるのです。あの名作サウンドオブミュージックで、オーストラリアのやもめ将軍を演じたあのお方。当時の剛毅なキャプテンという役には顔がちょっとニヤケていて、ま、そこもお茶目と言えなくもなかったのですが、歳を追うごとに渋く渋く石の彫像のような面構えに感動。どんな生活をするとこんな顔を掘り起こせるのだろう。絶滅種かもしれない天然の威厳。そういえば同じような顔にマックスフォンシドーっていたよね、エクソシストの神父さんだった。素晴らしく彫り込んだ奇跡のようなジジイ顔、見ているだけで贅沢な気分になる、モトを取ったと感じられる映画ですよ。

 

誘拐された孫の母親役をミシェル・ウィリアムスがやっていた。今まで少し泥臭い感じで好きじゃなかったが、この映画では素晴らしいの!70年代のシャネルスーツが似合うなあ、ちょっと肉付きのいい感じがレトロで素敵!パーマネントヘアにデニムのベルボトムとかも着ています。お金持ちエリートの演技が上手だった!当初この役の候補だったナタリー・ポートマン(ジャクリーヌオナシスやっていた)より絶対巧いよ〜!このお二方の格闘場面がワクワクする。

 

あと、どうしても文句を言いたいのが、マーク・ウォルバーグ。コメディだったら面白いのに、70年代の元CIAには子供顔すぎ。レトロな男性はやっぱり長い顔、大人顔じゃなくちゃね。ミスマッチに自分でも気がついているのかも、一生懸命額をしわくちゃにして苦味走ろうとしてるのが痛かった。

 

この映画ははそもそもケビンスペイシーがゲティを演じることになっていて、もう撮り終わる頃に未成年セクハラ問題で降板することになったのです。クリストファー・プラマーが受けて公開ギリギリに完成。ケビンスペイシーだったら、いくら特殊メイクを施して80代に見せていたとしても、まだまだ中年、ヌメッとしておぞましかっだっただろうなあ。より大きな怒りを誘発する映画になっていたかも。クリストファープラマーの威厳が、この呆れた人でなしキャラクターを若干救ってくれていたのかもしれません。

 

実話を元にしてどのくらい脚色してあるのかはわかりませんが、凄まじいケチの当主がなくなった後には家族はチャリティーで大盤振る舞いしたそうです。それでも、ゲティ家の呪いは続く、誘拐された長男はその後無理やり取らされた麻薬から中毒になり体を壊したり、失明したりして50代でこの世をさってしまった。他の家族たちもなかなか厳しい人生を送ったようです。

 

お金だからわかり易いが、意外と身の回りにも「何か」で猛進しまくって呪いのタネを振りまいている人、いるような気がします。そう言う人が文化を作っていると言う場合も多々あるし、人って業が深い。ネコはいいなあ。

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カンケーのない画像ですみません。靴の大人買い。ゲティ家ならタダでもらえそうです。

 

| 映画〜っ! | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0)
旧神奈川県立美術館

日影ひろみさんに誘われて鶴岡八幡宮にある「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」に行った。ここは以前「神奈川県立美術館」だったところ、日本最古の近代美術館だそうで、ル・コルビジェに師事した板倉準三が設計した神奈川県の重要文化財。数年前老朽化と土地が借地であったなどの理由で取り壊しにいたるところだったのが、反対の声が大きかったのかな、修復することに決まりこの2年間ずっと工事中だった。このほど修復が終わり、5月6日まで建物内部と改修工事までの軌跡を紹介する展示「新しい時代の始まり」が開催されている。

 

この美術館に、私は本当にお世話になったなあ...。パウル・クレー、ムンク、アンソール モランディ。今上野の美術館で展覧会があったら、混んでいて、ストレスまみれになりながらも、それでもせっかく来たんだからと必死で見るんだけど(言い過ぎ?)当時全然違ってた、随分と空いていた印象なのです。のんびりと絵の醸し出す空気に浸りながら悠々と見ることができて、そんな贅沢できたことにひたすら感謝、感謝...。

 

それでも、絵を見ることに精一杯だったからか、美術館の建築までには目がいっていなかった。今回の修復の過程の展示を見て、初めて気がついたことも多いし、もしくは昔の状態をすっかり忘れているか。柱やドアの色、建てられた当時の色使いに戻したそうで、シャープでモダンで素敵、階段と壁の間にわざとちょっとした隙間がとってあったり、手すりが床までぐるっと綺麗なカーブを描いていたり、キャラメルのような四角い形やら、源平池の光の反射がゆらゆら映る天井やら、アールの入った手すりとか。居ればいるほどもっともっといろいろ発見できそう。心込めた建物ってそういうものなんですね。取り壊しにならなくて本当に本当に良かった。

 

 

 

 

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| 文化〜っ! | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0)
「ブラッククランズマン」みた。

またまた映画なんですが、スパイク・リー監督の「ブラッククランズマン」を観に行った。実は「運び屋」よか、これが観たかったんだよね。色々あったがやっと行けました。

 

アメリカの白人至上主義組織、KKKに、ユダヤ人刑事(アダム・ドライバー)と黒人刑事(ジョン・デヴィッド・ワシントン、なんとデンゼル・ワシントンの息子だったぜ!!)が一人二役的に協力しながら潜入するストーリー。「娯楽的、ブラックコメディ」と書いてあったのに、終始怖くてドキドキしていました。アメリカの白人至上主義者なんて、私オバケよりも怖いぞ〜。社会がグルになって殺しにかかってきても、あっちは絶対罪に問われないんだから。アフリカ系アメリカ人は差別だけじゃなく、こんな恐怖に、いやテロに耐えて数百年も生活してきたわけなんですね。「差別」という言葉は軽すぎかもって思うよ....。

 

アカデミー賞作品賞がグリーンブックに決まった途端、スパイクリーは怒ってアカデミー賞会場を去って行った。あんな甘っちょろい(って観てないがw)白人feel_good_movieクソ食らえというメッセージですな。その時は頑固者だなぁと思ったけど、まあ良いことをしましたね。こういうエライ人が率先して憎まれ役を買って出てくれないと、永遠に世の中は変わらないんとちがう?

 

スパイク・リーの映画はやっぱりキビキビしてて巧い!自分はダラダラグズグズしてるのに、いや、だからか、こういうスピーディーなリズム感のあるものが大好きです。それに音楽が!音楽が!音楽が!素晴らしいのよ〜っ。映画の最後に流れる曲は亡きプリンス様の未発表曲、すげ〜〜〜〜〜っ、かっこいいい〜〜〜〜〜っ、これは絶対手に入れよう!

 

アメリカは未だに内戦中なんですね、(ま、日本も実はそんなものかもしれないが….)今起こっているトランプ政権と、当時のKKKリーダー、ジョン・デュークの映像のコラージュが巧い。 

 

で、どうしてもw アダムドライバーの顔がいいな〜〜〜〜っ、大概最近のスターの顔って、往年のスターのナゾリが多くて、いや、逆にそうでないと大物になれないんじゃないか….という疑いがあるんです。アダムドライバーの顔は、原型顔っぽいかも….、強いて言えば、ほんの少〜〜〜〜しジェフゴールドブラム的かな…。この人のひたいが後退して狭めで、面長すぎのバランスはモダンに背を向けてて素晴らしい。ボルゾイってロシアの高貴な犬を思い出したり。意外と何にでもすんなりと化けられそうな演技力。ミレニア世代の役も良かったし、遠藤周作のマーティンスコセーゼの「沈黙」での司祭役、主役よりずっと重みがあると思った。

 

最後に、もう一人、デンゼルワシントンの息子、なんとプロアメフト選手だったそうです。そう言えば、動きがやけにプリプリしていたかも〜w。この主人公のウリの白人英語と黒人英語の「バイリンガル」、KKK相手に電話の声色を使い分けるんだけど、これはあんまし上手じゃなかった、と思う。往年のエディ・マーフィーがやったらパーフェクトに使い分けられていただろうに。。。惜しいなぁ、そういうの聞きたかったなあ。しかし、スポーツ奨学金で大学行ってそこからプロになっているんだから本物!こちらも今後が楽しみですね!

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映画とは、またもや全く関係なのですが、アメリカつながりってことでw アダムドライバーの似顔を書こうとしたんだけど、「鼻」を描かない(描けない)作風なので、努力したもののつまんなくなりました。今後精進、しようかなぁ....

 

| 映画〜っ! | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0)
投票してきた

天気の良い日曜日の朝、投票所に行って投票してきたよ。家から7〜8分のところにあるのだけど、行きも帰りも近所の人たちとすれ違って不思議とウキウキする。しばしば高齢者ばかりだなあ、とため息をつくのが、今日は結構若い方々が来ていた。喜ばしいことです。

 

で、今回、実験として投票の紙持って行かなかったの。どういったプロセスで投票用紙と引き換えになるのか、係りの方の手を煩わせて申し訳ないのですが、興味があったのです。一応IDとして使えそうなものは全て持参。入り口で住所と名前を書くだけで、すぐに照会してもらえて、IDは必要ないんですね。簡単でびっくり、と同時にちょっと怖い気も….。このまま進むと、どこの投票所でもオンラインでソッコー照会してもらえて、仕事に出ている人、お出かけの人には便利…しかし、自宅でオンラインというのもありそうだし…、便利になると危険も多くなる。難しいなあ。

 

帰り春で桜が散ってていい匂いの素敵な小道を歩きながら、思い出したこと。母が結構認知症が進んで、しかしまだまだちゃんとした、いわゆるマダラだった頃、投票所について行っていたのです。母は筋金入りの自民嫌いだった。国会とか見ながら、「嘘つきよねえ」などとよく怒っていた。と言っても、今の政権なんかよりよほどマトモだったのだけど…涙.。

 

そんな母、認知が進んでいたので、投票所のブースにつくやいなや、大きな声で「自民」って書くんでしょ?って私に聞いてくるのです。「なんで急に???自民ずっと大嫌いだったじゃないのよ〜」「もうなんでもいいから自民以外にしといたら?」その瞬間、投票所には険悪な空気が….。係員の人が私に向かって怖い顔でやって来る前に、「じゃ、好きに書きなよ、私は知らない」って急いで退いた。いや、党名が50年以上変わっていないって、やっぱり凄いことですよね。恐れ入ったです。

 

今回の選挙もどうなるんだろう、投票所に来る人たちの、背筋伸ばしてサクサク歩く姿に、一人一人のなんとかしなきゃって気持ちを感じました。

 

 

絵は「40代女子の憂鬱、長ネギとエコバッグ」

| 世の中 | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0)
「運び屋」を観た

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クリント・イーストウッドの「運び屋」うっかり観に行った。面白いのかなあ、いい加減おんなじことを何度もやって飽き飽きかも〜、という懐疑の気持ちが半々のままで。感想は後者。でも、90近くなって同じとでも何でもずっとやってられるのって、大したもん、いやとんでもない怪物ですよね、凄すぎ、パチバチ。

 

ところで、ストーリーは今のクリント・イーストウッド自身の話じゃないのかな。この歳でもう勘弁してくれ〜と感じながらも、脚本が山積みに持ち込まれるはずだし、食わしている人たちも傘下に大勢いるし、どっかで幕を下ろしたい、が自分じゃもう無理、みたいな。映画の中で、アメリカ縦断をしている、その度に!st run、2nd run….ってキャプションついてる。そうなのよね、やめられない止まらない、なのだ。生涯仕事人間で家族をないがしろにした90近い老人が、うっかり麻薬の運び屋になって、アメリカのまっすぐな道路を爆走、のっぴきならないとこまで、どうぞ皆さんお付き合いください、そういう映画なのです。

 

アメリカの道路爆走シーンって、とんでも商業価値があるってとこが、面白いかも。ただ走ってる。警察に追っかけられる。途中のダイナーで食べる。ガソリンスタンドや、小さいポテトチップスなんか売ってる店、モーテル、地元のバー。何度おなじようなシーンを見ても、毎回はまってしまう。どうしてだろう、どうしてだろう….。大した答えでなくていいから、なんか答えが欲しいなと思いながら、う〜〜〜んと心で唸りながら観ていたのです。

 

 

「運び屋」との関係は、道路、これだけ。しかし、こういう道路って好きかも、やっぱり。

 

| 映画〜っ! | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0)
映画「チワワは見ていた」

映画「チワワは見ていた」をみた。ドリー・ヘミングウェイ演じるポルノ女優のジェーンと引きこもり気味の老女(書いておいて…厳しい言葉だな…)サディとの交流を描いた映画です。ドリー・ヘミングウェイは、アーネスト・ヘミングウェイの曽孫で、女優マリエルヘミングウェイの娘。サディを演じたベセドカ・ジョンソンは、この映画の前は素人さんだったみたい。実際サイトからこの人のリンクを探しても見つかりません。最近はハリウッドの女優さんは何百年も若くいられるみたいだから、本当のおばあちゃんを探すには素人さんを当たるしかないようです。

 

しかし、さすがヘミングウェイのひ孫と思った。役がポルノ女優なんだもん。吹き替えているようですが、普通の生まれの女優さんだったら、どれだけ素質があってもこんな不敵なキャラからは始められません。危なっかしいエッジ効きまくりの素晴らしい役ではあるものの、普通だったら身を滅ぼす役ですよね。恐れ入りました。

 

おばあちゃんとジェーンの凸凹コンビが可愛らしい。甘く優しい出会いではないのに、周囲の雑音もすごいし、おばあちゃんも必死で拒否るのに、なんかだんだん優しい空気が流れてくる。この二人の犬ころみたいなクンクンする声がなんか素敵。ぜひ味わっていただきたい。ま、ドリー・ヘミングウェイが、透明感のある、カッコイイバンドでボーカルでもやったら、男子は即イチコロになるようなイケてる女子すぎなのである。

 

サディが毎週行っているビンゴゲームに乱入してくるジェーンが可愛いし、そもそもあ〜ゆう体育館みたいなとこでやるビンゴゲームに憧れる。アメリカにいた時にやっておけばよかったよ…..。

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| 映画〜っ! | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0)