横浜トリエンナーレに行きました

「横浜トリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス」に行ってきました。今回は開催前に前売り券を買っておいたのに、とうとう出かけたのはこんなに遅く、もう10日くらいで会期が終わってしまいますね…。

 

やっぱり現代美術を見に行くのって楽しい。特にこんな機会にまとめて見られるのが、ありがたいです。しかし、予習、または、イヤフォン、パンフレット読みながらとか、私にはけっこうな集中力が必要です。さらっと見だけだと訳わかんないこと多いんだもの。一瞬のインパクトだけで楽むのも全然OKと思うのですが、説明探して、2度見、3度見して、やっと!あらあら、ふむふむ、いや〜、そうだったのかぁ、みたいなこと多いし。めんどくさいと言えばそうかもしれません。でも、近代またはそれ以前の美術だって、イヤフォンでちょっと新しいこと教えてもらうと、またまた面白さが湧き出てきたりするものですよね。 

 

まあ、そんな訳で、自分の場合、2日に分けていくべきだったかも、疲れたわ〜。横浜美術館からはじめて、赤レンガに回ったのですが、その頃にはヘトヘトになっていた。なので、終わりの方はあまりよく見れなかったな。

 

フィリピンの作家マーク・フスティアニー二のトンネルと穴の作品。鏡とLEDで視覚トリックで見せる深さ。こういう作りは遊園地なんかでも、あるある、なんだけど、その完成度が、も〜〜〜〜とてつもなくて、本当に深く深く見えるのです。特にトンネルの作品は、ショートフィルムが流されている敷居の壁に展示してあるので、「あれれ?もう一つこんなところに部屋があるのかな?」というほど精巧な作り。ほかに、ドイツ人作家クリスチャン・ヤンコフスキーのマッチョなお兄さんたちが、公共彫刻を使って、エクササイズをしている写真とか、かっこいいんだけど、おちゃめで、そこに一人だったら大笑いしてしまうな。

 

横浜美術館の入り口にある、インドネシアの作家ジョコ・アヴィアントの竹でできたやたらでかいオブジェも面白かった。しめ縄をモチーフにしているということなんだけど、入ってスグのその巨大な茶色さが、自然史博物館なんかの、ティラノサウルス待ち合わせ場所って感じ。すこ〜しバブルの棺桶みたいに見える横浜美術館のスペースをクラシックな雰囲気にしてくれてたかも。

 

中国の超有名アーティスト、アイ・ウェイ・ウェイの入り口のライフジャケットにボートは、遠目に一見お祭りのバルーンアートみたいなのに、近くに行くと生々しい、館内にある3000匹のカニの作品!ポーセレンでできているんだって。最近、歯の被せ物を入れた私は、美味しそうだけど高いだろうな〜これ。残念すぎにスケール小さい自分目線で鑑賞してしまいました。いや、すっごく素敵だったのですけど。アートでもなきゃ、こんな大掛かりで変なもの、それもこんなにたくさん見れませんことよ。贅沢な上に、随分と気持ちが生き生きすること請け合いです。

 

 

 

 

| 文化〜っ! | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0)
ビリヤニって美味しい

JUGEMテーマ:お出かけ

またまた久しぶりです。最近南インド料理の「ビリヤニ」を食べる機会がありました。「ビリヤニ」とはインドの長いお米をスパイスと肉や野菜で炊き込んだピラフのようなものです。もともと私は「ピラフ」が大好きだったので、しかし、最近外食で「ピラフ」に出会うことは滅多にないのです。「ピラフ」絶滅かと思っていたら、こんなところにあったのです。

 

「ビリヤニ」は南インド料理店のメニューですが、実はイスラム系の料理だそうです。ビリヤニを作る国は多く、味も色々らしい。この際、全部試し歩いてみたい気もします。私が食べたのには1.5センチほどもある、花の蕾が入っていた!!それが、噛むと突然パラゾールみたいな香りで、鼻に強烈に爽やかなんだけど、一瞬ちょっと吐き出したくもなった。しかし、こらえて噛んでいたら、これが良いのかもな〜、という諦めの美味しさがこみ上げてきました。新しい食体験って、そんなかんじなのかな。

 

粉になったスパイスだけではなくて、カルダモンその他(よくわからない色々w、昔夫の住んでたブルックリンのアトランティックアベニューに軒を並べていたイスラム食料品やさんの絶対2度と見ることもなさそうな様々な種や実を思い出します。もっとちゃんと見たり聞いたり買ったりしておけばよかった...)そんなのが、丸ごとぼんぼん入っていました。マトンの肉は、コメの中にこっそり隠されていて、掘り出すのがいそいそ楽しい。これがなんとなくイスラム的奥ゆかしさなのかな。庭園迷路の奥に咲く一輪の薔薇とか。砂漠で水がなかったら自分が飲まなくても差し上げてしまうとか。…..テロがこの頃盛んですけど、本当に素晴らしいイスラム文化ってものを勉強したい様な気持ち、数ヶ月に一度、必ずやってきます。ハーブや柑橘のオレンジや、生玉ねぎとか、がしがし混ざって、和食とは反対のところに位置する料理って感じです。

 

ビリヤニと一緒にヨーグルトに漬けた鶏肉の前菜「ティッカ」もいただいたのですが、これも、夢みたいに美味しかった。コリアンダーの葉っぱがたくさん入っていて、素敵な香水なんだけど食べられます、という感じ。ビリヤニについてくるヨーグルトソースをいっぺんにかけようとしたら、お店の人に、ダメダメ、ちょっとづつかけて違いを味わってね、って注意された。ですよね〜。

 

 

| 文化〜っ! | 18:33 | comments(2) | trackbacks(0)
展示御礼、BOWIE展、パロディ展など、遅いですが。

先週、白金高輪でやっていた展示「TRIBUTE☆TRIBUTE展」の搬出をしてきました。たくさんの方々に見ていただけて、嬉しいです、ありがとうございます。最近、偉大なミュージシャンが次々と他界されましたが、参加アーティストの作品もそんなスターたちへの これからもずっと続く愛と憧憬が表現されていてとても素敵でした。参加アーティストの皆様、そして場をお借りできました、クーリーズクリーク、プロデュースしてくださった那須さん、ありがとうございます。

 

これも書き遅れたのですが、「DAVID BOWIE IS」に行ってきました。会期終了目前、行きたいと思っていたところに、お誘いがあり、嬉しい! 驚いたのですが、本当に混んでいて、入場制限アリ。湾岸の倉庫で、クラブのような、コンサートの様な雰囲気の展示。コーナーごとにイヤホンで音楽やインタビューが聞けます。ボウイの音楽とか、わたしは、オバさんになったら もう分からなくなってしまったので、専門のw「顔」分野に食いついてみよう。

 

やっぱりボウイは目がすごいですね。片目の瞳孔が開いちゃってるの、若いころケンカでやったらしいけど、常にいつも半分死んでいたのか??? またその目の形が完璧。その上、体型もあ〜ゆうファッションを着れる細さ、髪の量も質も生涯完璧。鼻のしたが長くて、ちょっとスキ歯っぽく、口元が前にとび出ているが、実はそこが大事なとこだなあと思った。 あのちらりとオバさん入ってる口元が、端正な中に実直さを醸し出してるのですw。デカダンス一直線から一歩で踏みとどまってるのが素晴らしいかも。全部がパーフェクトだとダメですよね人間って。猫はいいけれど….。しかし、目が本当にすごい、ライブの映像、メイクが似合うんだ、これが....、玉虫みたいに光ってる目、すいこまれる星雲のようでした。

 

 もう一つ、結構びっくりしたのですが、自分が少女のころ持ってたアルバムでサキソフォンにダブルのスーツで写ってる写真、。多分ツイギーと一緒のアルバム。そのスーツと、きちっと結ばれたタイとシャツの襟、襟をピンで留めていた。靴の先端がかちっと四角だった。それがかっこよすぎで、こりゃ、スーツの先生だな、と学ばせていただいた。なんと、その現物スーツが展示してあったのです。うひょひょ。ところが、実際のスーツは化繊のペラペラした安物っぽくて、軽いショックを受けました。ボウイが着ると、なんかすっごくいいスーツに見える。どういうこっちゃ。結論、やっぱり、着る人がよくないといい服着てもダメなんだな、いやいや、着る人がいいと、そこそこの服もステキになっちゃうのね、(←ポジティブに言い直してみたw)筋トレandダイエットするべしか。

 

そして、その日は、山口はるみさん、あずみ虫さん、タムラフキコさんという、イラストレーター女子会だったのでした。東京ステーションギャラリーのパロディ展も観たのです。これは、まだ開催中ョ♬ はるみさんのポスターもたくさんあって素敵だった、特に、好き好き!モンローの傘の忘れ物ポスター。それに、80年代のビックリハウスの表紙がどば〜っと飾ってあったよ!懐かし〜〜〜〜っ!実はわたしも、本の中身では描いたりしました。小さな版の雑誌なのに、小さく描けない不器用で、B全で(でかっ)描いて持っていって、すっかり嫌われて二度と仕事来ませんでしたw…チャンチャン♬、だったような気がする。デジタル作画の今じゃ考えられないことです。

 

当時のみんな憧れてたイラストレーターの仕事がこんなに並ぶと、タイムマシンに乗ったみたいだな。 有名なマッド・アマノ、パロディ裁判についての展示にも十分スペースを使ってあって、改めて大変勉強になりました。アートにしても、「リサイクル」が基本の現代にあって、パロディの問題は身に近いわ〜、ホントはよく理解しておきたいと思うのだけど。

 

 

 

 

絵は、「TRIBUTE☆TRIBUTE展」に出していたプリンスの作品。プリンスに関してもいろいろ言いたがり屋のわたしw

 

| 文化〜っ! | 14:40 | comments(4) | trackbacks(0)
テニス選手はすごい

全豪オープン見てます。実はテニスとはめちゃくちゃ長い因縁があって(因縁というのも変かw)父が果てしなくテニス好きで、私の子供時代は父のテニスが常に家に充満してた。もう、テニスを本業にすれば〜?などと言われるくらい突っ走っていて、たまにテニスコートにも連れて行かれたものです。残念ながら私は運動神経ゼロなので、同じ楽しみを分かち合うことは無かったのでした。が、不思議なもので、夫が偶然にテニス好き。スポーツは得意で、テニスはその中でも格別らしい。父と夫は一緒にテニスしてしばらくご機嫌だったです。期せずして若干の親孝行になっているのかもしれません。

 

なので、わたしテニスはしないけど、ずいぶん昔のテニス選手には精通してるつもりw。見るぶんには本当に面白いですね。それにしても、テニス選手ってすごい!あんなにたった一人で長丁場の試合やり続けるプロスポーツって他にあるのかな…。それに、シーズンもやたら長いし。とんでもない体力と精神力だと思います。だからというわけでもありませんが、テニス選手ってかなりキャラが立っているような気がする。特にピンチになると、それぞれ人間が浮き彫りになれるようで面白いな〜。この頃、激しく独り言してる選手が多いのに気付きました。流行りかなと思ってたら、どうも、ピンチを乗り越えるテクニックのひとつみたいで、自分の励ましをリアルに耳で聞いて、信じ込む手口みたい。一人でいて、ちょっと疲れた時なんかに、実は使えるテクかもしれません。が、やっぱし人に聞かれたら、しろうとのわたしは恥ずかしいので倍落ち込んでしまうと思います。

 

| 文化〜っ! | 17:20 | comments(0) | trackbacks(0)
ハロウィーンですね。

先日のピースカード展、好評のうちに終了しました。来ていただいた皆様、ありがとうございます。いつもですが、お礼が遅くなってすみません。来年のピースカード展は、なんと30周年!すごいですね、30年続いているって、本当に、本当にすごい!来年も楽しみです。

 

ところで、ハロウィーンですね。今日は原宿あたりに出かける用事があるので、仮装が見られるかな。子供が生まれる前にニューヨークに住んでた頃、ハロウィーンは4度経験しました。大の大人が派手に仮装して、夜の街を練り歩く。パレードの両サイドのアパートメントの窓にやはり仮装した大人が鈴なりになって、見物しながら友達とパーティーしてる。子供は子供で、映画のETみたいにお菓子をもらいに連れ立って歩き回るけど、ちょっと大きくなると、そこらの建物や植え込みなどにトイレットペーパーや生卵を投げつけて、無礼講のいたずらをする。夜遅くには裸の木々にトイレットペーパーがふわふわ絡みつき、風になびいて、怪奇な雰囲気を盛り上げる。….こんなお祭り日本じゃ絶対流行らないなと思ってた私、大間違いでした。もしかして、昨今の渋谷あたりは本場より凄かったりして….。

 

街で見かけるハロウィーン関係のお飾りや、商品のバラエティも豊富ですね。外国から来た祭りが商業的にはやって眉をしかめる方もきっと多いはず。実はアメリカやイギリスでもハロウィーンは大嫌い、という人に少なからず会いました。やっぱりこれはキリスト教以前の祭りなので、キリスト教社会にはちょっと邪道なのです。社会がキリスト教によって、父化する前の、魔女がうじゃうじゃ元気に生きていた頃のお祭り。そう考えると、卑弥呼が最初の権力者だった日本に意外とはまるのも、と思ったり。

 

西洋のキリスト教以前の「ペイガン」と呼ばれる、文化…と呼んでいいのかなあ、よくわからないんだけど。面白そうなので、そこんとこ、もっと知りたいと思っています。ストーンヘンジとか、ケルトとか、キリスト教以前はかなり

母性的だったかもしれません。キリスト教が広まっても、実はペイガンの文化はしぶとくあちこちに残っていたようで、魔女狩りはその頃の残党を消し去るために激しかった….らしいです。ハロウィーン一つでも掘ってみると楽しそうだなあ。

 

 

実は、私は子育てしてた頃、帰国時のグループの英語で遊ぶ先生…みたいなボランティアをしていたことがあるので、子供と遊ぶハロウィーンは特に!楽しくて大好き。仮装を考えたり作るのにわくわく、…当時今みたいにハロウィーン商品がなかったものですから、思いっきり手作り。今年は何にしようとか、いろいろそっちのけで考えてたアホです。

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ハロウィーン

| 文化〜っ! | 11:51 | comments(0) | trackbacks(0)
今更ですが....

昨年にアップするべきだったのですが、夫の編集しているポエトリ関東2015年のリンクを貼らしてください。今更ですみません。

 今年は…、ありゃりゃ、去年は日影ひろみさんのレリーフアートの表紙なんです。オンライン出版で毎年たくさんのアクセスをいただき広く読んでいただいている個性的な詩の雑誌です。それになぜか、その年のテーマと(…これは編集するまでわからない)表紙の雰囲気がピタッと合うのが不思議って夫が申しております。ぜひ見に来てくださいね。よろしくお願いいたします。

ところで、今家族がインフルエンザになってしまって大変です。A型です、41度出てました!咳や鼻水より頭痛がひどいみたい。ぜ〜〜〜〜ったいにうつらないように細心の心がけで臨もう。お茶でうがい。ビタミンc プロポリスとマヌカハニーの飴、手を洗いまくる、自作のニンニク&生姜酒、など〜。

もう今、部屋に何千万というウィルスがうようよしているのだから、そもそもその一つがわたしの喉にくっつかない、という方が不思議。ウィルスってからだの細胞のどんな穴をり小さくて、なんて言ったって、染色体にピタッと収まるくらいの大きさだもんね、...あ、確信ないけど。だから取り込まないわけはない。今頃自分の体は必死でバリアつくって免疫力で対処しているんだろう。がんばれ、がんばれ、ありがたいことです。

わたし2年前くらいに罹ってブログにも書いたりしたけど、聞きしにまさる辛さでした。今かかっている方はお大事に、そして少しでも軽く済みますように。
| 文化〜っ! | 14:21 | comments(2) | trackbacks(0)
長野さんを偲ぶ会

本当に久しぶり。もう言い訳はしませんw。やっぱりブログをたまには書くことにしたいです。電車のホームなどで、突然エアブログを書いている自分。脳内再生して、クククとか笑っているのは気持ちが悪いので、ちゃんとあっぷしよう!


ところで、「長野さんを偲ぶ会」に参列させていただきました。長野さんは南風椎さんで、この方。「日本国憲法前文」そして「1000の風ーあとに残された人へ」を書かれた方です。 わたしは80年代にフライコミュニケーションズで仕事させていただきました。その後ずっと経ってピースカード展でお会いした。周り全てのものが、良いことにつけ、悪いことにつけ「先生」だと感じる今日この頃、長野さんには、自由で生き生きしながらしみじみもできるような「先生」になっていただいてました。亡くなられても、ブログを読むとめっちゃ生きている!ありがとうございます。「先生」な人や物事がまわりに満ち溢れていて、甘酸っぱく甘辛い、思えば楽しい今日この頃なのです。


短いけど、久々だからこれで終わり。仕事机を変えたので、タイプをするとなんかカタカタして、まだ慣れないなあ。今年はちゃんと発信できるようにしたいです。まぁ、発信するものなんてあるの?って、もう一人の自分が疑ってますが。

| 文化〜っ! | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0)
山口小夜子展が懐かしかった

一昨日の日記と前後してしまうのですが、東京都現代美術館で、28日まで開催されていた、「山口小夜子 未来を着る人」に出かけて行きました。世界的スーパーモデルだった山口小夜子さんを再認識。2007年に50代で突然亡くなられて、驚いたのですが、もう7年も経っているなんて信じられない。年だよコレ、まるでついこのあいだの様です。 


昨今のハリウッド映画とか、キャストには白人に混ざってお約束の黒人とか、東洋人がいますよね。ポリティカリーコレクト(政治的に正しいって意味だけど、偏見のない中立な態度みたいな)じゃないと、批判されるから。そんな訳で、現実は差別がしっかりあっても、東洋人でメジャーに売れている俳優もずいぶんと出てきました。


 しかし、70〜80年代、山口小夜子の時代にはそんな甘くはなかったはず。白人全盛の時代に、突然飛び出してきた、おかっぱ能面顔。当時パリコレで活躍していた高田賢三や、山本寛斎、三宅一生もがんばったから、それも幸いしたと思いますが。それにしても、当時、女性で、それもとても若くて、果敢に世界の意識改革をしてくれました。


今、再びよくよく山口小夜子の顔を見ると、極端に東洋的と言うより、猫的にくりっと小さくまとまりながら、意外とつくりが派手なのです。西洋的なメイクをしたら、なりきれる顔だし、出だしの頃強く勧められたみたいだけど、敢えて切れ長を強調して、目は丸さを抑えて、おでこは絶対見せないとか、笑わないとか、自らを創り込んでいったのですね。先のビジョンを見てそれをガンコにリアルで顕わせる人がやっぱしリーダーなんだな。


あっ、そうだ、わたし一度、ナマ小夜子を見たことがあるのです。たぶん80年代前半、一番綺麗な頃かな。横須賀線のホームで東京行きを待っていると、下り電車のグリーン車の窓にあの顔が!今ではモデルって、仕事の為に敢えて普段は素顔なことが多いみたいですが、しっかりフルメークだった。それはそれは派手で、普通の電車の窓に虎の顔を見つけた様な感じ。じっと外を見ながら遠のいて行きました。そんな状況で顔だけ見たから、「夢だったのかも…」みたいな感じが残った、でもたぶん本当ですw。


資生堂のCMや、ポスター、70年代の「流行通信」の写真等、展示は懐かしいモノだらけでした。ご本人の私物も出ていたのですが、ご一緒した山口はるみさんの昔書いたスタイル画がスクラップ帳にあって、はるみさんが嬉しそうだったわ。そう言えば、とてつもなく大好きなイラストレーター、ペーター佐藤さんの小夜子さんポートレートや、超天才ファッションイラストレーター、アントニオロペスの作品もあった。毎日の雑多な色々で、このところすっかり忘れていた、自分が好きだったあれこれにもう一度会えて、もう一度原点を思い出したりしちゃう、素敵な一日でした。


ずいぶん前に描いたやつ、あの展示を見てからだと、似てなさすぎ、ま、それでも出しちゃいます。


| 文化〜っ! | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0)
明日はお雛祭り

おひな祭りが気になって調べてみました。

紙のお人形を身体にこすりつけてけがれを移し、お祓いをするのが本来のおひな祭りなんですって。今でも神社等でそういう伝統的お祓いが生きていますよね。女子の健やかな成長を祝うとともに、厄よけのような意味もあったのね。


昔は子供が15〜6に育ってくれれば、ありがたや、ありがたや、そんな時代で,今じゃ想像つきにくいけど。しかぁ〜し、現代は現代で汚染がガンガンある今日この頃、小さな子どもを持つ親だったら、おひな祭りにがちで取り組んで、厄落としでも何でもしたい気分になるかも知れません….。わたしも、もう息子はとっくに成人してますが、街で赤ちゃんや妊婦さん見る度に何にも負けずにお爺ちゃんやお婆ちゃんになるまで楽しく健康に育ってくれよと思うもの。


赤い毛氈に並んだお雛様って見るだけでものんびり、おっとり、少女の頃に帰った様な気持ちになります。昔毎年飾っていたときは、お顔に巻いてあった保護の和紙をとるたびにわくわくしたものです。片付けるときの何となく寂しい様な気持も懐かしい。今じゃ、うちは行事をクリスマス一本に集中させているというていたらくなのです、涙。


私の雛は段飾りでなく、ケースに入った色々な種類のお人形だったのですが、なかでも好きだったのが、母の時代の小さな小さなお雛様達、日本画の先生の立ち雛の色紙、そして、小学生頃自作したタマゴ雛w…少女漫画風にお雛様の顔にまつげばさばさ描いてしまったので、何となくしりあがり寿画伯のキャラみたいだったな…。段じゃなくても、それなりに飾ったりしまったりが大仕事でしたから、大階段のお人形セットなど、年一度の事とは言え、大変でしょうね。それに、男の子がいればすぐに鯉のぼりが控えていたかもしれないし。


もうお雛様を何十年も飾っていません。成人した息子一人なので、昔は小型の鯉のぼりを立てたりしていましたが、なんかお雛様が懐かしい。クリスマスとサンクスギビング重視な自分、お人形は実家の立て替えの時に処分してしまったのです。今思えば早まったな。が….まあいいや、日本画の先生みたいに、自分で描いちゃおう!やっぱりまつげはバサバサで….ドールハウスみたいにして….と、ガキの頃から全然変わってない自分がここにいたのよ…、涙。 

| 文化〜っ! | 11:49 | comments(0) | trackbacks(0)
歌舞伎を、ほぼ!かぶりつきで、見た〜
 ご縁あって、先日歌舞伎にお誘いがありました。行ってビックリ、ナント花道の脇、そして、前から2列目だった〜!!!

実は自分歌舞伎に妙に縁が深くて、祖父がお遊びでお囃子に出演したりしていたのだ。それはそれは子供心にもインパクトがありました。毎日見ている人が、突然赤い提灯も煌びやかな歌舞伎座の舞台に出てきちゃうんだもの。歌舞伎好きの祖父母、小唄も習っていたので、ほぼ毎日三味線の「ちんとんしゃん」が聞こえていた。だからかな、逆に自分は西洋風に憧れてました、まw、それは置いといて。


3つの出し物みな素晴らしかったのですが、「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」という踊りが格別心に残った。踊りだからと、内容を調べて臨まなかったのが、逆に正解。最後に桜の精と敵役が「ぶっ返り」という着物と髪型の早変わりをして本性を現す場面では、心の準備がなにもなくただビックリ!!「劇」の様な踊りで、台詞はほとんど全て演奏者が言ってくれるのを、浄瑠璃と言うんですってね。知識がないから全てが新鮮です。が、知識があれば、増々深く楽しめることでしょうね。


しかし、夫がらみのご縁で、あまりにも良い席、たぶん2度とこんな事はないだろうて...。こんな所に座っていると、驚いたことに役者さんが、観客を観察しているのが感じられました。目が合ってしまう様な錯覚に何度も陥り….。当日ご一緒した方々もそう言ってらしたので、どうもわたしの妄想だけではなさそう。花道のうえからうっすらと観客を見ながら、客の熱気を演技の肥やしにしているのかも知れません。


その上背景が黒っぽかったので、役者さんのオーラ、の様な光が見えました。手を合わせて祈る場面では、しゃきんとした白い輝きが手から放射されていた。心から振りをして、祈っているのですね。


役者さんが衣装を着て、動いているだけで、なんか貴重な絶滅種(スミマセン、汗)を目撃している様な、不思議な気持ちになりました。そうそう、その日の数日前、坂東三津五郎氏が亡くなられたのです、合掌。お客さんも年配者が多いなあ。こんなに素晴らしい世界を見せてくれる「歌舞伎」はサバイバルできるのかしら。心配です。せめて、テレビとかでも歌舞伎にチャンネルを合わせてみようかな、なんて、その時は思った…、やってないんだけど….。



これは、全然出し物とは違ってるけど、偶然あったので。2年前にTISのリクルートの展示「歌舞伎」の為に色々描いてみたうちの一人。お姫様も好きだけど、こういう(一見)着心地良さそうな衣装のキャラいいな〜っ。

| 文化〜っ! | 17:24 | comments(0) | trackbacks(0)