ずいぶん前だけど映画「VICE」観た

ジョージ・W・ブッシュの副大統領だったディック・チェイニーの人生と政治的影響を描いた映画なんです。まず最初に言いたいのが、事実はもっとひどいはず。登場者がほとんど存命だし、マイケル・ムーア監督風コメディタッチにしてお茶を濁した感じ。でも、よく作った!と言っていいのかも。ハリウッドの反トランプの力が結集しているのね、きっと。

 

 

映画の最初のあたり、国民を薄給で忙しく働かせれば政治に関心がなくなる。余暇の時間がどんどん少なくなれば、人は政治に文句をつけるのではなくて、簡単なエンターテイメントに走るはずという計画。これ、今の日本そのまんま!実はこの状態って長年にわたり巧妙に仕向けられたものだったのかもしれません。

 

薄給じゃないと社会が回らないみたいに信じ込まされている私たち。ほんとなのかな???パート掛け持ち、ブラック企業で働く人は大勢いるわけだけど、実は機械やPCやAIに仕事分担させているんだから、本当は少ない時間働いても裕福な生活ができるはずなんじゃないの?世の中には色々な陰謀論があるけど、この部分、実際の陰謀と認定したくなりましたよ。

 

ディック・チェイニーは本来怠惰な飲んだくれ、ところが成績優秀だが、女性として社会的な成功を諦めた妻の差し金で政界の出世街道を登りつめたという筋書き。映画の中にマクベスっぽい台詞回しのところがあって、上手にエンタメしているなあという感じ。エイミー・アダムスがいつものように巧く演じていたが、こういう設定はイージー過ぎ、そんな簡単に「女」のせいにされてしまうのもなあ...。少なくともシェイクスピアの時代には戦地に横たわる死体の数は全然少なかったはずですよね。それに、ジョージwブッシュに関してはほとんどタッチしていないということも、ほぼ現役の政治を映画にすることの大変さを痛く感じました。

 

しかし、観てよかった映画、かも。特に、ちょっとでも政権に批判的なものは徹底的に叩く近頃の日本では、こういう映画もあるのか…とお勉強になる、ような気がしないわけでもありません。悔しいけど。

 

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70sのカレッジガール。こんな服装で、それこそ政治の話をガンガンやっていた60〜70年代の女の子、懐かしいなあ。

 

| 映画〜っ! | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0)
「ゲティ家の身代金」を観た

「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」つうこの映画、今これ以上旬なテーマはないでしょう。70年代、オイルショックの頃です。石油王ジャン・ポール・ゲティの孫がローマで誘拐される、ところが身代金1700万ドルを、この歴史上一番の大金持ちはどうしても払わないのだ。超豪邸に住み、世界の美術品を収集、その嫌らしいドケチさを舐めるようにつぶさに見せてくれるリドリースコット監督。そして、ゲッティをクリストファー・プラマーが、唯我独尊状態で演じて見せてくれるのです。あの名作サウンドオブミュージックで、オーストラリアのやもめ将軍を演じたあのお方。当時の剛毅なキャプテンという役には顔がちょっとニヤケていて、ま、そこもお茶目と言えなくもなかったのですが、歳を追うごとに渋く渋く石の彫像のような面構えに感動。どんな生活をするとこんな顔を掘り起こせるのだろう。絶滅種かもしれない天然の威厳。そういえば同じような顔にマックスフォンシドーっていたよね、エクソシストの神父さんだった。素晴らしく彫り込んだ奇跡のようなジジイ顔、見ているだけで贅沢な気分になる、モトを取ったと感じられる映画ですよ。

 

誘拐された孫の母親役をミシェル・ウィリアムスがやっていた。今まで少し泥臭い感じで好きじゃなかったが、この映画では素晴らしいの!70年代のシャネルスーツが似合うなあ、ちょっと肉付きのいい感じがレトロで素敵!パーマネントヘアにデニムのベルボトムとかも着ています。お金持ちエリートの演技が上手だった!当初この役の候補だったナタリー・ポートマン(ジャクリーヌオナシスやっていた)より絶対巧いよ〜!このお二方の格闘場面がワクワクする。

 

あと、どうしても文句を言いたいのが、マーク・ウォルバーグ。コメディだったら面白いのに、70年代の元CIAには子供顔すぎ。レトロな男性はやっぱり長い顔、大人顔じゃなくちゃね。ミスマッチに自分でも気がついているのかも、一生懸命額をしわくちゃにして苦味走ろうとしてるのが痛かった。

 

この映画ははそもそもケビンスペイシーがゲティを演じることになっていて、もう撮り終わる頃に未成年セクハラ問題で降板することになったのです。クリストファー・プラマーが受けて公開ギリギリに完成。ケビンスペイシーだったら、いくら特殊メイクを施して80代に見せていたとしても、まだまだ中年、ヌメッとしておぞましかっだっただろうなあ。より大きな怒りを誘発する映画になっていたかも。クリストファープラマーの威厳が、この呆れた人でなしキャラクターを若干救ってくれていたのかもしれません。

 

実話を元にしてどのくらい脚色してあるのかはわかりませんが、凄まじいケチの当主がなくなった後には家族はチャリティーで大盤振る舞いしたそうです。それでも、ゲティ家の呪いは続く、誘拐された長男はその後無理やり取らされた麻薬から中毒になり体を壊したり、失明したりして50代でこの世をさってしまった。他の家族たちもなかなか厳しい人生を送ったようです。

 

お金だからわかり易いが、意外と身の回りにも「何か」で猛進しまくって呪いのタネを振りまいている人、いるような気がします。そう言う人が文化を作っていると言う場合も多々あるし、人って業が深い。ネコはいいなあ。

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カンケーのない画像ですみません。靴の大人買い。ゲティ家ならタダでもらえそうです。

 

| 映画〜っ! | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0)
「ブラッククランズマン」みた。

またまた映画なんですが、スパイク・リー監督の「ブラッククランズマン」を観に行った。実は「運び屋」よか、これが観たかったんだよね。色々あったがやっと行けました。

 

アメリカの白人至上主義組織、KKKに、ユダヤ人刑事(アダム・ドライバー)と黒人刑事(ジョン・デヴィッド・ワシントン、なんとデンゼル・ワシントンの息子だったぜ!!)が一人二役的に協力しながら潜入するストーリー。「娯楽的、ブラックコメディ」と書いてあったのに、終始怖くてドキドキしていました。アメリカの白人至上主義者なんて、私オバケよりも怖いぞ〜。社会がグルになって殺しにかかってきても、あっちは絶対罪に問われないんだから。アフリカ系アメリカ人は差別だけじゃなく、こんな恐怖に、いやテロに耐えて数百年も生活してきたわけなんですね。「差別」という言葉は軽すぎかもって思うよ....。

 

アカデミー賞作品賞がグリーンブックに決まった途端、スパイクリーは怒ってアカデミー賞会場を去って行った。あんな甘っちょろい(って観てないがw)白人feel_good_movieクソ食らえというメッセージですな。その時は頑固者だなぁと思ったけど、まあ良いことをしましたね。こういうエライ人が率先して憎まれ役を買って出てくれないと、永遠に世の中は変わらないんとちがう?

 

スパイク・リーの映画はやっぱりキビキビしてて巧い!自分はダラダラグズグズしてるのに、いや、だからか、こういうスピーディーなリズム感のあるものが大好きです。それに音楽が!音楽が!音楽が!素晴らしいのよ〜っ。映画の最後に流れる曲は亡きプリンス様の未発表曲、すげ〜〜〜〜〜っ、かっこいいい〜〜〜〜〜っ、これは絶対手に入れよう!

 

アメリカは未だに内戦中なんですね、(ま、日本も実はそんなものかもしれないが….)今起こっているトランプ政権と、当時のKKKリーダー、ジョン・デュークの映像のコラージュが巧い。 

 

で、どうしてもw アダムドライバーの顔がいいな〜〜〜〜っ、大概最近のスターの顔って、往年のスターのナゾリが多くて、いや、逆にそうでないと大物になれないんじゃないか….という疑いがあるんです。アダムドライバーの顔は、原型顔っぽいかも….、強いて言えば、ほんの少〜〜〜〜しジェフゴールドブラム的かな…。この人のひたいが後退して狭めで、面長すぎのバランスはモダンに背を向けてて素晴らしい。ボルゾイってロシアの高貴な犬を思い出したり。意外と何にでもすんなりと化けられそうな演技力。ミレニア世代の役も良かったし、遠藤周作のマーティンスコセーゼの「沈黙」での司祭役、主役よりずっと重みがあると思った。

 

最後に、もう一人、デンゼルワシントンの息子、なんとプロアメフト選手だったそうです。そう言えば、動きがやけにプリプリしていたかも〜w。この主人公のウリの白人英語と黒人英語の「バイリンガル」、KKK相手に電話の声色を使い分けるんだけど、これはあんまし上手じゃなかった、と思う。往年のエディ・マーフィーがやったらパーフェクトに使い分けられていただろうに。。。惜しいなぁ、そういうの聞きたかったなあ。しかし、スポーツ奨学金で大学行ってそこからプロになっているんだから本物!こちらも今後が楽しみですね!

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映画とは、またもや全く関係なのですが、アメリカつながりってことでw アダムドライバーの似顔を書こうとしたんだけど、「鼻」を描かない(描けない)作風なので、努力したもののつまんなくなりました。今後精進、しようかなぁ....

 

| 映画〜っ! | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0)
「運び屋」を観た

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クリント・イーストウッドの「運び屋」うっかり観に行った。面白いのかなあ、いい加減おんなじことを何度もやって飽き飽きかも〜、という懐疑の気持ちが半々のままで。感想は後者。でも、90近くなって同じとでも何でもずっとやってられるのって、大したもん、いやとんでもない怪物ですよね、凄すぎ、パチバチ。

 

ところで、ストーリーは今のクリント・イーストウッド自身の話じゃないのかな。この歳でもう勘弁してくれ〜と感じながらも、脚本が山積みに持ち込まれるはずだし、食わしている人たちも傘下に大勢いるし、どっかで幕を下ろしたい、が自分じゃもう無理、みたいな。映画の中で、アメリカ縦断をしている、その度に!st run、2nd run….ってキャプションついてる。そうなのよね、やめられない止まらない、なのだ。生涯仕事人間で家族をないがしろにした90近い老人が、うっかり麻薬の運び屋になって、アメリカのまっすぐな道路を爆走、のっぴきならないとこまで、どうぞ皆さんお付き合いください、そういう映画なのです。

 

アメリカの道路爆走シーンって、とんでも商業価値があるってとこが、面白いかも。ただ走ってる。警察に追っかけられる。途中のダイナーで食べる。ガソリンスタンドや、小さいポテトチップスなんか売ってる店、モーテル、地元のバー。何度おなじようなシーンを見ても、毎回はまってしまう。どうしてだろう、どうしてだろう….。大した答えでなくていいから、なんか答えが欲しいなと思いながら、う〜〜〜んと心で唸りながら観ていたのです。

 

 

「運び屋」との関係は、道路、これだけ。しかし、こういう道路って好きかも、やっぱり。

 

| 映画〜っ! | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0)
映画「チワワは見ていた」

映画「チワワは見ていた」をみた。ドリー・ヘミングウェイ演じるポルノ女優のジェーンと引きこもり気味の老女(書いておいて…厳しい言葉だな…)サディとの交流を描いた映画です。ドリー・ヘミングウェイは、アーネスト・ヘミングウェイの曽孫で、女優マリエルヘミングウェイの娘。サディを演じたベセドカ・ジョンソンは、この映画の前は素人さんだったみたい。実際サイトからこの人のリンクを探しても見つかりません。最近はハリウッドの女優さんは何百年も若くいられるみたいだから、本当のおばあちゃんを探すには素人さんを当たるしかないようです。

 

しかし、さすがヘミングウェイのひ孫と思った。役がポルノ女優なんだもん。吹き替えているようですが、普通の生まれの女優さんだったら、どれだけ素質があってもこんな不敵なキャラからは始められません。危なっかしいエッジ効きまくりの素晴らしい役ではあるものの、普通だったら身を滅ぼす役ですよね。恐れ入りました。

 

おばあちゃんとジェーンの凸凹コンビが可愛らしい。甘く優しい出会いではないのに、周囲の雑音もすごいし、おばあちゃんも必死で拒否るのに、なんかだんだん優しい空気が流れてくる。この二人の犬ころみたいなクンクンする声がなんか素敵。ぜひ味わっていただきたい。ま、ドリー・ヘミングウェイが、透明感のある、カッコイイバンドでボーカルでもやったら、男子は即イチコロになるようなイケてる女子すぎなのである。

 

サディが毎週行っているビンゴゲームに乱入してくるジェーンが可愛いし、そもそもあ〜ゆう体育館みたいなとこでやるビンゴゲームに憧れる。アメリカにいた時にやっておけばよかったよ…..。

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| 映画〜っ! | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0)
「天才作家の妻 40年目の秘密」

義姉から強くオススメされて映画「天才作家の妻 40年目の秘密」原題「The wife」を観てきた。

 

ノーベル賞をとった小説家の夫ジョーとそれを支える妻ジョーン(グレン・クロース)、そして息子がストックホルムの授賞式に行く、夫婦の創作の秘密をライターに嗅ぎ回られるし、同じく作家志望の息子と父はうまくいっていない。そんな究極のハレ舞台で家族の状況はどんどん悪い方向に、とほほ。みたいなストーリーです。

 

 

ノーベル賞授賞式のディテールにワクワク。受賞者宿泊ホテルの夫妻のベッドルームに早朝突撃してサンタルチアを歌う聖歌隊のシーン。ほんとにそんな儀式があるんですってね。ベルイマンの「ファニーとアレクサンドラ」を彷彿とさせる色彩で、北欧の重厚なインテリアが見て楽しい。

 

グレン・クロースはこの役にピッタリ。どうしても大女優同士比べてしまうのだけど、メリル・ストリープじゃなくて良かった〜。グレン・クロースを最初に観たのは「危険な情事」インパクトあったなあ。この映画が当時米国の既婚男性に与えた恐怖は計り知れないものだったと、夫談。シャワー中の妻が蒸気で曇った鏡を手で拭き取るとそこには夫の浮気相手のストーカー、クレン・クロースの顔が.....、ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜っっ!というシーンが目に焼き付いている。未だに私にとってあれより怖かった場面はないかも。実際ヒッチコックのシャワー室の血が流れるシーンと双璧かと思うくらい。風呂場の無防備さがことの何倍も怖くしてしまいます。

 

この映画に出てくる俳優さんのサラブレッド度がすごい。息子役、ジェレミー・アイアンズの息子、そして若きグレン・クロースの役を本人の娘が演じている。母親より美人さんだけど、斜め後ろからの顔のラインがそっくり。演技が上手なのはもちろん母親譲り、らしい。

 

そして、途中ちょろっと出てくるエリザベス・マクガバンが印象的!タダ者じゃない濃さなのです。最近ではテレビドラマダウントン・アビーの奥様を演じていた人で、70年台から主演女優として活躍してきた。付け焼き刃じゃないハイソな雰囲気に感心してしまいました。こいつにやられて若きグレン・クロースは自らの才能を封印することになるんですよね。まあ、50年台だから、他に道がなかったんだろうけれども。

 

私も、子供の頃は、女性は軽いものは創れても、本物の時代の道標となるような大作は作れないのかなと信じていた。いや、歴史が証明するまであと何年もかかるかもしれないけど、子供産まなきゃどんどん出てくるんだろうな。将来、すべての女性が子供を生むのを一切やめてしまったら、たぶん素晴らしい作品の洪水になりそうな予感。が、それじゃ一世代しかその作品を味わえないってことかぁ、残念かなぁ。昔の女性は人類を存続、拡張させるために一生に10人もそれ以上も生んで育てていたわけだから、現代1人か2人もしくは産まない状態が多いのを考えれば、今後世界を変える女性の作品がものすごい勢いで増えていくだろうな。あっと、この映画って女の鼻息荒くさせるような気もしてきた。ヤクザ映画の女性版?だったりしてね。

 

そしてエリザベス·マクガバンはバンドも組んでいて動画はこちらです。57歳にして妖気噴出しまくっていて必殺、必殺、必殺〜!イチコロな私でした。

 

見終わって、結局夫婦って大なり小なりこんなもん…..。両親の世話みたいなことやって、母が父と父の家族にとことん悩まされていたのですが、年をとって二人だけになれば、困った箇所は忘れるよう影に押しやり、何とか続けていくというような….。そこで逆に絆が強くなるというような…。この映画では、物語の終わった先を上手にぼかしてありますが、妻、どんなに文句言っても、結局は同類、一緒に積み上げてきた積み木という感じかなあ、グレンクロース本人はこのストーリーの行く末をジョーが全てを話して、自分のテリトリーを見出し書き始めるといっていたけど、それじゃ簡単すぎんじゃね?世の中それが通ったら逆に素晴らしすぎ....とか思ってしまいました。そう思っちゃう私は.....、日本に住んでいるからかしらね...。

 

映画とは全然カンケーないけど、最近のスタイルがをアップして見ました。グレンクロースを描きたいなと思って見たけんど、鼻を描くのが下手で諦めたのです。

 

 

 

 

 

| 映画〜っ! | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0)
「アリースター誕生」です

昨年クリスマス前に、のっぴきならない状態になる前に見た映画、「アリー スター誕生」。このタイトルで思い出すのは「スタ誕」な自分、知ってるか〜い?とほほ。ジュディ・ガーランド×ジェイムス・メーソンの前々作、バーブラ・ストライサンド×クリス・クリストファーソンの前作でもなくて、どうしても、山口百恵、森昌子、桜田淳子になっちゃう!石川さゆりとかも、へ〜んな白い帽子をかぶって出ていたし...、あの頃のセンスの野蛮な感じって見上げたものです。芋づるにどんどん出る前にこの辺で黙っておこう。しかしあまりに古すぎて、膝小僧が常に擦り剥けてた当時の自分の野蛮さもまるで前世みたいに感じるよ。今の子は膝すりむけないのかな、みんな膝綺麗ですよね。

 

戻って〜〜〜〜ぇ、レディ・ガガの「アリー、スター誕生」を見に行ったのです。どうしてもアリクイ顔に見えるすごい2枚目(だった....この映画では全然2枚目ではない、むしろアル中日焼けをメイクで上手に作ってて、酒臭さが匂うぜ)その、ブラッドリー・クーパーが監督主演までして、歌って作曲までしている。先日夫が掘り出したYouTubeで、フランスのインタビューでフランス人になりきって喋り捲ってて驚き。フランス語が堪能とwikiにはかいてあるけど、それにしても話すポーズまでがフランス人。ジョージタウン大学を優秀な成績でご卒業だそうよ〜。すげーな。

 

「ハングオーバー」でアホな役やっていた頃から思うと、当然なのだしょうか???10段とびくらいの出世ですな。次世代クリント・イーストウッド確定らしいし。話はまたもやそれるけど、トランプが大統領になってから自分も将来大統領になってやれと思っているお金持ちが大勢行列になってそう。ハリウッドでも、さっさと俳優を卒業して監督にとか、以前よか人生双六がはっきりクッキリ現れていでて、なんだかな〜。

 

実は私、ブラッドリークーパーの軽薄な2枚目ぶりのファンだったのです。特に、「リミットレス」(一気に能力が上がるドラッグがやめられなくなる作家志望のスローリー)「ザ・ワーズ 盗まれた人生」(偶然手に入った他人の小説原稿を着服して有名作家になる話)この2作の主演がすごく良かった。軽薄で、弱い、ずるいながらも、結局冷血にはなれない、そんなふつーに大多数が持ってる弱っちい部分をちょっと素敵に演じられる稀な俳優さんといたく感心していたのですが。あ、言い忘れるなよ、ガーディアンズオブギャラクシーのアライグマのオヤジ声も良かった〜。が、ここまでオレ何でもできるよと端から端まで並べ立てられると、ぜーんぜん面白くなくなっちゃうよ。自分のひねくれ指数の高さを反省しつつも、ルーツを忘れんなよ〜とか、永遠に届かない「喝!」しときたい。

 

レディガガはやっぱりすごいですよ、でもなあ、これも、ボヘミアンラプソディを見た後なので、地味感が拭えない。そもそもレディ・ガガがカントリーのスターって、寂しくありませんかぁ?途中、プロデューサーがポップスターの方向に導くシーンがるんだけど、やっぱりガガ様には変態でキレキレファッションのLGBTと女子のヒーローをやり続けて欲しいんです。そう、ここでも、なんでもできちゃいますってのがアダになってる、「ちが〜〜〜〜う!」と叫びたかった自分でした。

 

…..でも、テーマソングは当分無限ループするよ〜〜〜〜っ🎶🎶🎶🎶🎶🎶

 

 

 

 

| 映画〜っ! | 15:54 | comments(2) | trackbacks(0)
セリーナ・ウィリアムスのドキュメンタリー、 ネタバレまくり

WOWWOWでやっていたセリーナ・ウィリアムスのドキュメンタリーを見た。なんと6回シリーズで半分しか見ていないんだけど、えらく人に話したくなったので、半分でぶろぐにぶちまけちゃお〜っとw。日本タイトルは、「セレナ・ウィリアムズ、母として、女王として」…わかるけど、何となく故サッチーの講演みたいなタイトルだな…「母として、妻として、女として」とか、ありましたよね。こういう言い方、めんどくさいタイプの女子力大安売りって感じで、ひえ〜っ、嫌だよ〜ん。ご当地の本題は 「BEING SERENA」みたい。このままで良かったのにな。

 

2016年の全豪オープンの直前に妊娠とわかって、でも出場、「妊娠2ヶ月」で優勝している、小さいトーナメントじゃなくって、みんな凄いのが死ぬ気でかかって来るグランドスラムです!妊娠初期なんてめちゃめちゃ流産の危険高いんじゃなかったっけ。近い人以外誰も知らなかったらしい。その後、赤ちゃんのパパで当時はフィアンセだったIT長者と結婚。結婚式の場面はさすが派手派手セレブそのもの、うっとり。ビヨンセも来ていたよ。このドキュメンタリーのすごいところは、もう全部見せます感が半端じゃないのであるっ!セリーナが帝王切開されている手術台での表情から、へその緒がついたままの新生児をとりだすのを見ているセリーナ、ふつーにおっぱいやってるところとか、テニスの女王がそこまで見せてしまっていいの?というくらい。

 

セリーナは以前から肺に血栓ができる病気を抱えていたようで、なんと、帝王切開のおかげで悪化し その後すぐ3度も手術するはめに….。あ、猛スピードでネタバレしてますね。しかしまあ、事実ということで、すみません。そして出産後少しづつトレーニング初めて、一年後にはもう復帰するのです。3度手術したあと、割とすぐ部屋で歩き回っている、やっぱり超人なんだなあ。

 

 

わたしが見たのは以上っ、もう全部録画しているからこのあとも楽しみだな〜っ♪

 

この夏のUSオープンで、セレナの怒りの場面が日本中に何度も流れて、ちょっと評判落としてしまった感もあるけど、しかし、いろいろあって自分のものにした本物の女王の貫禄。大阪なおみちゃんも、これから本物の次期女王に育って欲しいな〜♡ 

 

 

| 映画〜っ! | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0)
シェイプ・オブ・ウォーター観に行った

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この映画、泣かせがうまいなあ。夫婦50割引で埋め尽くされた劇場で、泣いてる人多そうな気がした。….実は私もちょびっと、目尻の保湿ができた程度に泣いた。普段冷血な自分ですが、主人公の女性が半魚人を助けたいと手話で力説している場面、涙のツボ。この女優さんうまいのですよ。あまり美人じゃないのにトップ女優ですものね、感心してしまいます。

 

それにしても、80年代の人魚映画「スプラッシュ」に似ている!ま、いいのか。スプラッシュは人魚のダリル・ハンナ(ぴったり!)をトム・ハンクスが助けるラブファンタジー。二人とも若くて可愛らしい。当時映画のCMにも使われていた名場面はデートでダリルハンナがレストランで出てきたロブスターに手づかみでかぶりつくシーン。ドン引き….いやすっごく可愛い。このシーンがシェイプオブウォーターでは、ずいぶんグロイシーンに置き換えられています。ドン引き&ドン引き&ドン引き〜っ!野生の証明…、ま、しょうがないかぁ…..。

 

ファッション的にはヒロインのサリーホーキンズが履いている様な乙女なパンプス、トロッと艶のあるガウンとか、昔からあるワンピース、仕事着のスモックドレス、カチューシャなど、永遠の女性的アイテムが可愛らしい。アンティーク屋さんでいくらでもお手頃価格で手に入りそうだけど、着て見るとやっぱり堂々の勘違いおばさんになってしまう….。年とっても頑固にこういう優しい服を大切に着れたら素敵なんだけどな。

 

そして顔的には、何と言っても悪役ヅラが素敵なマイケル・シャノン!出てくるだけで私はこの人の顔面しか見えなくなってしまうのです。試しに顔分析して見ると、この方、顎が大きいので鼻の下が短く見える。概して鼻の下の短い男性は影があるっちゅうか、悪役ヅラですよね。「鼻の下を長く」するって、言葉ではデレデレした様子を指すけど、現実に鼻の下が長い男性は、実直そう、またはオトボケ顔。これが、女性は全く反対で、鼻の下が短いほど魅力的。女性で鼻の下が長いと、強引な感じに見えるのかな。鼻の下って、実は意外と顔の肝なんですよね。

 

なんか、行き当たりばったり書いてしまいましたが、映画は面白かった。半魚人の目のへんが シンゴジラ入ってて、サリー・ホーキンスが最後に履いていた赤い靴が 昔の童謡の「異人さんに連れられて行っちゃった」って影も毒もあるフレーズを思い出させた。

 

 

何となくシェイプ・オブ・ウォーターっぽいカラースキームで描いてみた。楚々とした女の子を描こうとしてこのざまだ。

| 映画〜っ! | 13:19 | comments(0) | trackbacks(0)
クリスマス映画「素晴らしきかな人生」

 

クリスマスになると、夫の国アメリカでは何度観ても懲りない映画があります。「Its a wonderful life」「素晴らしきかな人生」1940年制作、ジェームススチュワート主演のモノクロクリスマス映画です。今年もまた、この映画見たい感が夫の挙動からひたひたと伺えてきて、実は一昨日とうとう観てしまいました。いつもは、クリスマスの料理作りのながら観なんだけど、今回はこれについて日記に書いておこうと思ったので、しっかり観た。

 

映画のオープニングクレジットは、クラシックなクリスマスカードがたくさん出て来ます。ポイントについているキラキラのグリッターがモノクロ映画でも輝いていて、華やかです。私はカトリックの小学校に通っていたのですが、毎年クリスマス近くなると、購買に修道院経由で輸入されたキラキラしたクリスマスカードがたくさん入って来て、いつもそれに小遣いを使い果たしていました。大事に箱に入れて、年中眺めていたのですが、どこへ行ってしまったんだろう。あれは、とって置きたかったような気がします。

 

 

元に戻って….80年台から、ずっと観ているのだから、一体何度目になるのかしら、最初にアメリカではじめて観たときは、とにかくクリスマス近くなると、ケーブルテレビで何度も繰り返し放映される全くクリスマスらしくない映画。その年はまるでリスニング力ナシだった自分ですから、セリフ聞かずに見ていると、口の端から血を流しながら、汗みどろのべったりした髪の毛で、目を爛々とさせ、雪の街を走っている主人公が目に焼き付いてしまう。クリスマス映画なのに、やけに悲惨じゃないかと不審に思ったものです。

 

もしかすると、この映画はアメリカ版フーテンの寅さんのようかもしれません。アメリカの小さな町に住む主人公の周りの面々が、寅さんの登場人物たちのような、いい人ばかりなのです。町のボスのような悪役が一人いますが、ハッキリとした悪役。演じる俳優は有名な役者一家バリモア家三兄弟の一人、ライオネル・バリモアです。女優のドリュー・バリモアはその弟の孫。

 

そして、主人公ジョージの町の友人である、タクシー運転手のアーニーと、警察官のバートの仲良しコンビ、セサミストリートのアーニーとバートはここから来ているということです。この映画はアメリカ文化の味付けの一つになっているみたいです。

 

大学進学も諦め、父親の後を継ぎ、町のために尽くす主人公ジョージ、うっかり者の叔父のおかげで、大金をなくし、指名手配されます。ジョージは大きな夢は叶いませんでしたが、当時の理想的な妻、(廃屋を温かい家庭に自分でリフォームしいの、子供をたくさん産んで育てるの、夫を常にバックアップ)そんな家庭に恵まれます。その上、仕事では、たくさんの人の世話をするものですから、町中の人に慕われているのです。大金を失い、自殺して生命保険で補填しようと思った矢先、ジョージの妻や、町の人々の祈りを聞き入れて、降りて来た天使が助けようとする….と、そんなお話なのですが。

 

自分がいなかったらこの世界はどうなっているか、社会的には人間一人いなかったとしてもてもそれなりに世の中は回っていきそうだと、東洋人の自分は感じますが、一人の人間の影響力をこれほど強く語り切るって、さすが西欧、さすがアメリカ、時にはこの精神で生きるのも、自己のバランスを取るのにいいのかもしれません。

 

 

 

写真は、昔買ってずっととっておいた雑誌コレクション、「スクリーン」です。クリスマスカードは無くしたけど、代わりにこんなものがありました。この一冊はちょうどこの映画の公開月だったらしく、表紙はエリザベステーラー、「素晴らしき哉、人生!」の広告カラー1ページと中に読み物が入っていました。当時はあまり売れなかった映画だったようで、その後、じわじわとクリスマス映画の地位を築いて行ったようです。

 

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| 映画〜っ! | 17:40 | comments(0) | trackbacks(0)