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ずいぶん前だけど映画「VICE」観た

ジョージ・W・ブッシュの副大統領だったディック・チェイニーの人生と政治的影響を描いた映画なんです。まず最初に言いたいのが、事実はもっとひどいはず。登場者がほとんど存命だし、マイケル・ムーア監督風コメディタッチにしてお茶を濁した感じ。でも、よく作った!と言っていいのかも。ハリウッドの反トランプの力が結集しているのね、きっと。

 

 

映画の最初のあたり、国民を薄給で忙しく働かせれば政治に関心がなくなる。余暇の時間がどんどん少なくなれば、人は政治に文句をつけるのではなくて、簡単なエンターテイメントに走るはずという計画。これ、今の日本そのまんま!実はこの状態って長年にわたり巧妙に仕向けられたものだったのかもしれません。

 

薄給じゃないと社会が回らないみたいに信じ込まされている私たち。ほんとなのかな???パート掛け持ち、ブラック企業で働く人は大勢いるわけだけど、実は機械やPCやAIに仕事分担させているんだから、本当は少ない時間働いても裕福な生活ができるはずなんじゃないの?世の中には色々な陰謀論があるけど、この部分、実際の陰謀と認定したくなりましたよ。

 

ディック・チェイニーは本来怠惰な飲んだくれ、ところが成績優秀だが、女性として社会的な成功を諦めた妻の差し金で政界の出世街道を登りつめたという筋書き。映画の中にマクベスっぽい台詞回しのところがあって、上手にエンタメしているなあという感じ。エイミー・アダムスがいつものように巧く演じていたが、こういう設定はイージー過ぎ、そんな簡単に「女」のせいにされてしまうのもなあ...。少なくともシェイクスピアの時代には戦地に横たわる死体の数は全然少なかったはずですよね。それに、ジョージwブッシュに関してはほとんどタッチしていないということも、ほぼ現役の政治を映画にすることの大変さを痛く感じました。

 

しかし、観てよかった映画、かも。特に、ちょっとでも政権に批判的なものは徹底的に叩く近頃の日本では、こういう映画もあるのか…とお勉強になる、ような気がしないわけでもありません。悔しいけど。

 

JUGEMテーマ:洋画

 

70sのカレッジガール。こんな服装で、それこそ政治の話をガンガンやっていた60〜70年代の女の子、懐かしいなあ。

 

| 映画〜っ! | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0)
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