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映画「エクソシスト」素敵な70年代ファッション

ちょっと前に映画「エクソシスト」また見てしまった。もともとホラーは苦手なのに、これは好き。70年代のファッション、インテリアが素敵。

 

ネタバレしない程度に、(とは言ってもこんな古い映画に関係ないな)映画の紹介。まず舞台はワシントンD.C.の高級住宅地ジョージタウン。JFKもかつてここに住んでいて、ジャクリンケネディーは邸宅でおしゃれなパーティーを開いたらしい。主人公はホワイトハウスの晩餐に招待されるくらいのセレブの女優、シングルマザーの12歳の娘。突然悪霊に取り憑かれて、ギリシャ系移民のカラス神父と、名優マックス・フォン・シドー演じるメリン神父が悪魔祓いをするというストーリー。

 

映画が封切られた当時、今では年中使われる「全米が震撼」のフレーズがこれほどピッタリくる映画はなかったかと思う。映画館での失神する観客多発、社会現象になったもの。

 

憑かれた少女は緑のドロドロ(ほうれん草スムージー?)を吐きまくったり、血みどろになったりするんだけど、昨今のホラー映画に比べたら可愛いもんだ。キリスト教の文化であるとはいえ、このくらいで失神したりしたのかあ、と昔懐かしい気持ちにさせられます。

 

ま、とにかく、お母さんを演じる女優、エレン・バーンスタインのお召し物がこれぞ70sで素敵。家で開かれたパーティー、パステルブルーのラメのロングドレス、ウエストがほっそりして背中にリボンがついている。70年らしく軽くあまりボリュームの出すぎないポリエステルの感じ。ヘアスタイルは体育会系中学生みたいな半端な長さのショートカットを少しカーリーにしている。このスポーティーさがいいんだな。街を歩くときの大きなニット帽とコートとか、ピッタリとしたシャツにジャストウエストの大きなバックルのベルトとか、少し流行を取り入れたという感じの上品なお金持ちっぽさがジョージタウンという街にピッタリハマっている。70年代といえば、ダブルフェイスのニットの「パンタロン」とか、大きな剣襟のテーラードとか、ジャガードとか、補色のトリミングとか流行ってて今でも古着屋で見ると欲しくなってしまう。サンローランのデザインにもそういうのが多かったかな。

 

そして、住んでいる家のインテリアも必見、と勝手に思ってる。白かべに細い金属の階段のレール、アーチや重厚だけど成金趣味でない品のいい扉とか、置いてある小物、いちいち静止画像で見たくなる。70年代のエルマガジンの雰囲気。温かみのあるフェミニンだけど、官能的すぎない大人なデザイン。屋根裏の昔のものとか、半地下にワインの棚、作業台、卓球台とか、壁にたくさんかかっている絵、ポップなものが混ざっていて素敵。窓に面した棚に置いてあるたくさんのガラス器、キッチンの壁に直接描かれている薔薇の茂みの絵、部屋中インテリアの人々が頑張って作り込んだのか、それとももともと誰かの家をそのまま使っているのかな。高解像度で見たいなあ。

 

そんな落ち着いたゴージャス感漂いまくってる家に、突然悪魔が….。悪魔祓いを頼む神父がギリシャ移民の息子で、教会の奨学金で心理学者になった貧しいエリート、その母は、足を病んでニューヨークのボロボロの暗いアパートに一人で暮らししてる。言い忘れたが、この映画初めてサブリミナル映像を使った映画ということで、数回パチンとドクロのような映像が差し込まれている。しかし、その映像より、この二人の格差の対比を見せられることの方が、冷たさと重さがまるで西洋の石の建築のようで怖かったかも。

 

 

縦長なので大きな画像になってしまったわ。エレン・バーンスタインのブルーラメのパーティドレス。キラキラしたロングなのに上からラインの入ったニットのカーディガンを羽織っている。リラックスしたミスマッチ。巨大なペアシェイプのダイヤのリングも素敵。

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| 映画〜っ! | 15:41 | comments(0) | -
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